会期:2013.5.13 - 18
会場:ギャラリーハウスMAYA + MAYA2
現実を写す機材である写真。印画紙に写っている図像を見ると、我々はその真意に関わらず、この世に存在しているもの(もしくは存在した、セットのように作られたもの)とまず錯覚してしまう。それはまた現実もまた然りである。我々が見ている世界は本当に「存在」しているのか。印画紙の上の世界は本当に「存在」していたのか。
この作品群はすべて合成写真で作成している。写したものを組み合わせると同時に、描き込んだものもある。そこに写る世界ははたして虚像なのか現実なのか。